私のオーディオ遍歴

学生編

私が音楽を聴くようになって、はじめに聴いたSPは、兄のパイオニアのユニットPAX-20(?)ダブルコーンをバスレフの箱に入れたもの、その後はサンスイのJBLユニットを積んだ SP LE8Tでした。これは兄が学生で下宿生活をしていたので家にある兄のステレオで聴いていました。アンプはマランツの#7の自作品(兄の友人作)、TRIO KA-6000(メイン部)そのあと、KT-88、EL-34(自作品)。プレーヤーはMICROのテーブルにオーディオテクニカのAT-1501のアーム、カートリッジはグレースやSPU-Gだったと思います。今から考えると、オーディオマニアぽいのですが、その頃は、パイオニアとかTRIOなどのシステムの方が良い音がするのではないかと思っていました。聴く音楽はほとんどフォークでした。
その後、進学し、初めて個人で購入したのはその頃評判の良かったダイアトーンのDS-251MkUで3年ほど聴いたと思います。
オーディオ遍歴といってもそれほど立派なものも購入しておらず、部屋も6畳(学生時代、社会人を通して)で一般に言うオーディオルームとは程遠いものです。SPからはたぶん直接音しか聴いていないと思います。自分で言うのもなんですが、割合多趣味(基本的には工作が好きなのですが)で、受信機はもとより、ラジコンにも懲りましたし、パソコンもDOS時代からやっていました。ただ、レコードは学生時代よりかなり購入(80%はJAZZ)してありますのでこれから、ゆっくり楽しみたいと思っています。アンプのほうはメンテ中心になっていくと思います。

アンプはA級を持ったYAMAHAのCA-1000Uを入学祝に買ってもらったのですが、半年ぐらいでやめてしまいプリはLUX CL-32キット、メインは2A3ロフチンを夏休みに作り学生時代はほぼこれで過ごしたと思います。
この頃は東京でしたので、秋葉原に行くとまだ、結構高かったですがKT-88(GEC)やEL-34(TELFUNKEN、Siemens)何とか手に入る時代でした。東欧製や共産国製にだんだん移行してきた頃だと思います。
レコードは月4枚〜5枚程度買っていたと思います。この頃ブルーノートやECM系が多かったと思います。
特にECM系はマンフレッド・アイヒャーの録音が好きで買いあさりました。
カートリッジも結構いろいろ買った頃です。主にはエラック 455Eだったと思いますが、シュアーTypeVやオルトフォンMC-10なども使っていました。社会人になってからはほとんどDL-103ですが。

社会人編

卒業後、田舎に帰り社会人となり、そこそこお金も自由となってきたのでプレーヤーやスピーカを買いました。プレーヤはLUXのバキュームタイプのワイヤードライブ、アームはテクニカのAT-1503だったと思います。その後FRの64fxにし、現在は場所もなくトーレンスのTD321にSMEの3009を使っています。
スピーカーはLE-8TよりタンノイのSRM-12Xをつかって現在に至っています。